EAT-MANとは、吉富昭仁原作の漫画及び漫画を原作にしたアニメのことである。全19巻。
概要
世界一の冒険屋と呼ばれる主人公が展開する物語。ただし主人公であるボルト・クランクは物語の展開を動かすデウス・エクス・マキナとしての存在であることが多く、各話ごとに主人公以外のキャラクターが物語の中心として進むことが大抵である。
ボルト・クランク(CV:江原正士)について
- 主人公。世界一の冒険屋。無機物であろうと有機物であろうと何でも食し、再構成して右手から出す。この何でも食すことがタイトルとしての「EAT-MAN」として表現されている。口から食したものは質量保存の法則を一切無視して体外に排出されるが、主に右手から出てくる。ただし必ずしも右手とは限らず、腹から出すことも可能。
- 原作とアニメ(98を除く)では設定に色々と違いがある。
- 漫画版ではまさにデウス・エクス・マキナとして存在している。多く人間と接する中で彼と接する仲間が増えていく。
- アニメ版では飛行船「ラヴィオン」を中心として、毎回依頼人や敵となる女性を中心として物語が展開していく。また「ラヴィオン」とボルトに大きなつながりがある。
- 余談だが、吉富昭仁の漫画「RAY」の番外編で登場している。
漫画
1996年から2003年に「月刊電撃コミックガオ!」にて連載された。全19巻(15巻のみ完全書き下ろしストーリー)
1回から数回に分けたストーリーによって構成されており、毎回ゲストが登場し、そのゲストを中心に物語が展開することが多い。中には準レギュラーとして、登場回以後も他のストーリーに登場することがある。
2014年「月刊少年シリウス」7月号より『EAT-MAN THE MAIN DISH』として新シリーズの連載開始。
それに伴い現在新装版の「EAT-MAN COMPLETE EDITION」が全10巻で刊行。
最終10巻には「EAT-MAN ART WORKS」というイラスト集を収録。
アニメ
「EAT-MAN」(無印orラヴィオン編)
1997年1月から3月にかけてテレビ東京系で放映された。全12話。
漫画版とは設定の異なるオリジナルストーリー。サングラスの色が赤となっている。飛行船「ラヴィオン」に関わる物語で「ラヴィオン編」と呼ぶ。
原作と違い、突如奇声を発したり、ボルトの「EAT-MAN」と呼ばれる人種が過去に複数いたことをにおわせたりと、別の設定が用意されている。
「EAT-MAN'98」
1998年10月から12月にかけてテレビ東京系で放映された。全12話。
「ラヴィオン編」の設定を全く使わず、漫画版に沿ったストーリーで構成されている。
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関連項目
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