ニコニコ大百科

AGEは調理人や調理法が悪かったけど素材そのものは良かったのに対して境界戦機は調理人も調理法も素材も全部ダメだっただろ……AGEに謝れや……

AGEはイベントごとの繋ぎ方が拙くて大筋が見えにくいという欠点はあったけど、全てが終わってから振り返ると「1人の男が回り道をしながらも子供の頃の理想を実現させるまでの物語」であることがわかる程度にはやりたいことが明確だったし

境界戦機の1番の癌って「具体的な活用法を思い付いてないのにあれもこれもとアイデアを盛り過ぎ」って点だわな
これは設定とかテーマとかだけではなく、デザインや手書き云々にも言えていること
分割統治という舞台設定で何が描きたいのか？
無人機主体の世界観で人間とAIが協力して動かすロボットが主人公機を務めることにどんな意味を持たせたいのか？
畑違いのデザイナーにはどのような魅力をロボットに込めてほしいのか？
ロボットを手書きで表現することでどのような効果を期待しているのか？
世界観を現実に寄せることが作品の面白さにどの程度貢献するのか？
こういう思考が無くただひたすらになんか良さげなアイデアを積み込んだ挙げ句、どう活用するかは現場に丸投げしたんだよね
活用するつもりが無いならいくらでも素材を投入できるわけだけど、そんな闇鍋状態の作品を「素材はよかった」なんて言わない

AGEは世代事にMSのコクピットが精錬されたりMSのバリエーションやMSのコンセプトも割と考えられていて好き
境界戦機はほとんどコピペばかりで面白くないし特にブレイディフォックスからいきなりレーザー兵器が開発されたのは本当に謎。北米専用と思いきやアジア軍も火力はともかく取り回しは良さそうな兵装を用意してるし何？

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AGEと一緒くたにする事でアンチへのレッテル張りや低評価の理由のすげ替えしたかったのか境界戦機？
AGEの欠点も認めつつ評価点や好きな所を上げ並べられるのと、上っ面ばかりで芯が無いじゃないとダメ出しに念を押される境界戦機とじゃ、
同じ低評価でも中身の質が段違いなんだなって。時勢が悪いだけでの低評価じゃないよ境界戦機は。

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AGEと言えばマッドーナ工房は小川P作品でよく出てくる「正規軍を凌駕する高性能機を開発できるようなやたらと高い技術力を持った非政府組織」の元祖なわけだけど、後発のテイワズやブレンゾン社に比べればまだその技術力への裏付けが用意されてた方なのよな
主人公達のアドバンテージとなっているAGEシステムはMS鍛治の名門であるアスノ家の集大成であり、アスノ家とは門派は違うが同じくMS鍛治として活動してきたマッドーナ工房も同様に高い技術力を持っていても違和感は少ない

鉄血世界は軍事力が良くも悪くもGH一強な世界観な筈なのに主人公達が頼ることが出来る技術屋がテイワズしか存在しない都合上、ヤクザ屋が世界の警察やってる組織に匹敵する技術屋集団と化した
ブレンゾン社も日本が衰退していることや北米などの大国と敵対しているなどの舞台設定に縛られた状態で主人公機に性能的なアドバンテージを持たせるために、日本統治とは無関係なヨーロッパの一企業が大国を凌駕する高性能機を開発したことになった

マッドーナ工房は「地球軍とヴェイガンとでは技術力が隔絶している」という前提条件をクリアした上でAGEシステムに頼らない機体=非ガンダムタイプの味方機を出すための措置として登場した組織だったけど、他の二つは主人公に他に頼れるアテが無かったが故にという作劇上の都合で不自然なほどに技術力が盛られた組織よな

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北米陣営機のデザインをした海老川先生もリアル(笑)をバカにしてる感あったしなぁ

https://bandai-hobby.net/site/kyoukai-senki/event/2206interview/
＞アタッチメントでキャノン砲を付けたタイプや水中専用タイプなど様々な形態にも転用できる構造を仕込んでありますので、いつかお披露目できたら良いですね（笑）
＞ケンブがかなり特徴的なデザインになっていたので、こちらは奇をてらい過ぎない方向にまとめたつもりです。まあ兵器という工業製品（デザイン）であるのは他アメインも変わらないですよね（笑）

なお小川はインタビューで海老川さんの事はメカデザイナーの中では特に多くの仕事を共にしたので深い信頼関係を築いていると語った模様

海老川氏自身のブレイディ系も工業用と言われると疑問が出るデザイン(取っ手や簡易的な構造を考えるとデミトレーナーの方が出来ている)
プラモデルも境界戦機の中では微妙な出来なのが…
何かお互いここまで連携出来ずに全員デバフになってヘンテコリンな方向に向かってるのは凄い
アーロンライノも一番貧弱な下半身が変わらないから本当にガッカリだった

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量産型ルブリスとか御三家追加装備とかドアンザクがプレバン送りにされてるんだから
一般発売される極鋼は大人気に違いない（すっとぼけ

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境界戦機の一番ダメな部分って碌に調べもせずにウカツに現実に近づけてリアルな社会問題（笑）を取り扱って案の定自爆してる部分でしょ
分割統治だの中国の人身売買だのロシアによる独立国家承認だのよせばいいのに触りまくって案の定この要素のせいで完全にアンタッチャブルなアニメになってる
ぶっちゃけね、一期と装鬼だけだったらクソアニメクソアニメと言われてもアルジェボルンとかエガオノダイカぐらいのポジションにはなれたと思うんだよ。
個人的には二期で完全に見放した口なので…。
一期はまだ愛嬌のあるクソアニメの範疇だったと思う。

>>5055
1クール目は全体的に退屈だけど7話の戦闘シーンやシチュエーション自体は結構好みだから粗塗れでも真っ当なロボアニメだから普通に見れた
ぶっちゃけアモウ達がほとんど出番が無い回はリアタイだとそこまでクソと感じずに視聴することは出来た
極鋼は三澤の復讐劇か知念の成長劇のどちらかだけにしてちゃんと主人公機が活躍していたらそこまでボロクソに言うことは無かったかも
トラックが一番強いロボアニメはロボットが一番強い格闘漫画並に意味不明なパワーバランスだから一周回ってカルト具合が面白い

ゴウヨウは買って満足な出来だったけど結局30mmとかガンプラとサイズが違いすぎてこれ以上キョカプラ増やそうとは思えないんだよね
せめてサイズさえ合ってればな、それだけで売り上げ半分以上は変わってただろ

>>5055
現実に寄せれば寄せるほどフィクションとして成立させるための難易度は高くなるという創作の基本を理解してないんだよね
リアリティをウリにしている過去の作品達が現実的ではない要素を敢えて世界観の根幹に据えているパターンが多いのは、その方が作劇の自由度が確保できるから
別に異世界が舞台であろうと現実の社会問題にも通じるようなテーマを描くことは出来るけど、境界戦機はズバリそのものを馬鹿正直に組み込んでしまったせいでシナリオや演出に非常に強い制約を課してしまった

監督やシリーズ構成にも落ち度はあったと思うけど、「素材は良かったのに調理に失敗した」というよりは「素材選びの時点で間違っているせいで調理のしようがなかった」って印象が強いかな
監督は日本崩壊や人型兵器の普及の理由に大規模な天変地異を提案したがリアリティがないと蹴られ、シリーズ構成は現実と地続きの世界観なら当然存在しているはずの自衛隊を無かったことにする方針を取らざるを得なかった
監督やシリーズ構成などの現場組はこの企画の無茶さをある程度理解していたけど、上の立場に従うしかなかった部分もあったのよね
そして小川Pはというと「近頃のアニメ業界が逃げていることに敢えてチャレンジする自分の素晴らしさ」を語ってばかりな辺り、企画者と現場とでは温度差がすごい作品だった

リアリティがウリにしてるはずなのに
冒頭の世界観説明からフワッフワしているのがホントわけがわからない。
なぜ日本は侵略されているのか？
１０年単位で経済破綻した国を４つの列強で取り合っているのか、と。

Wikiとかで戦争を調べると、背景や前史から書かれてる。
小川Pの描く戦争って鉄血もだけどどういう背景があって、なぜ戦争するのかさっぱり分からない。
そうしたものが設定されていない節がある。

偉大な先駆者であるコードギアスは表向き希少資源を欲しかったから、だし。

シンプルにロボットアニメを描く才能がない。

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やたらとリアリティに拘っているのはフロントミッションもかなり意識しているんだろうなと前から思っている
ほら、あのシリーズオーストラリアが日本と深く関わっているし(ただし支配しているのではなく同盟関係)

ロボアニメで普通なら盛り上がるAIと人間のバディやリミッター解除とお約束がたくさんあるのに全く盛り上がらないのは一種の才能を持ってると思う
あとは最終決戦でのケンブ斬の舐めプは何？普通ならケンブの時に使用していた60mm機関砲くらいは持って行くのに大剣と装弾数20発の40mm機関砲しか持ってこず挙句の果てにリミッター解除しない結果ガイが死んだのは漫才しているなかなと困惑している

フロントミッションはロボット物としてはかなりリアリティに力を入れている作品だけど、所々にフィクションも取り入れて上手くバランスを取っているんだよね
そういやフロントミッションの方でも境界戦機みたいにリアリティ(笑)を過去作以上に拘り過ぎてクソになったレフトアライヴがありましたね……(苦笑)

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>>5063
あっちもリアルにこだわる割にはスライディングがクッソ強かったりと意味不明だからなぁ
ストーリーも盛り上がらず意味不明でヴァンツァー(ロボ)があまり出てこない辺りは似た者同士かもしれない
強いて言うならあっちはウクライナ問題を先見していたくらい

鍋島「ガチガチに強化外骨格で身を固めた奴にヘッドショットやステルスキル決められるかっつーのwだから使えなくしまったww
向こうもゼニス、こちらもゼニスなのにプレイヤーが操作する奴だけHP多いのおかしいだろ！だからＨＰは平等にしたわww」
結果超極悪難易度と化し多くのプレイヤーがリタイアしたしなぁ
小川と鍋島似た物同士過ぎるって……

強いて言うならアプデでだいぶ遊びやすくなったのと初回はCASUAL一択で徐々にキャラが強化されるから1周目ではやり過ごしたり隠れるのを2周目はある程度ゴリ押しで進めたりNPCを囮にせずに目的に辿り着いたりとスルメゲーなのかな？と思ったりはした
境界戦機の場合は幾ら噛んでも変わらない味どころか噛めば噛むほど不味く感じるから立ちが悪いけど

難易度カジュアルが追加されたのは多分鍋島ではなく橋本プロデューサーの仕事かと
発売直前のインタビュー動画で橋本さんは鍋島に会う度にヘッドショット導入するなどして難易度は下げる様に命令したけど結局最後まで鍋島ディレクターは自分の言う事を聞かなかったと冗談めいた口調でだけど明かしていたし
人の言う事を聞かないのは本当にそっくりだわ2人も

おっと境界戦機から脱線してしまったな
フロントミッションの話はこれでお終いとする

境界戦機で語る事がもうない定期

ディズニー、マーベルの実写映画みたいに境界戦機に費やされた予算と行方の開示を求む