ドレフォン (Drefong)とは、2013年生まれのアメリカの競走馬・種牡馬である。鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2016年:キングズビショップステークス(GI)、ブリーダーズカップ・スプリント(GI)
2017年:フォアゴーステークス(GI)
父:Gio Ponti 母:Eltimaas 母父:Ghostzapper
父Gio Ponti(ジオポンティ)はストームバード系の競走馬であり、現役時代に米国GI6勝、エクリプス賞にも2年連続で選出、ヴィクトワールピサが勝利したドバイワールドカップにも出走していた。種牡馬としてはドレフォン以外目立った活躍馬はいない。
母Eltimaasは未出走馬。母父Ghostzapper(ゴーストザッパー)は快速馬として知られ、ブリーダーズカップ・クラシック レコード勝ちなど通算で米国GI4勝を挙げ、エクリプス賞年度代表馬にも選出、2012年には米国競馬殿堂入りも果たしている名馬。産駒にはエクリプス賞最優秀短距離牝馬受賞のJudy the Beautyや、ギベオンの母である*コンテスティッドなどがいる。
デビュー戦は2015年10月24日、サンタアニタ競馬場での未勝利戦。8頭立てのレースで2番人気に推されたものの5着に終わる。
続くデルマー競馬場での未勝利戦で変わり身を見せ、スタート先頭に立つとそのまま抜かれることもなく2着馬に9馬身以上の差をつけ圧勝。この勝利で勢いに乗ると、休養明けのサンタアニタでのクレーミング競走2戦を連勝。
GI初挑戦となるキングスビショップSでは3連勝の内容を評価され1番人気に推される。レースではスタートからハナを奪い、3コーナー付近からMasochisticに競りかけられるも直線で競り落とし重賞初制覇。
次戦ブリーダーズカップ・スプリントでは*マインドユアビスケッツらの追撃を凌ぎきり1 1/4馬身差で粘り勝ちしGI連勝。2016年を4戦4勝の無敗・GI2勝で終え、2016年エクリプス賞最優秀短距離牡馬に選出された。
ブリーダーズカップ後に休養に入り、始動戦は2017年7月のGIビング・クロスビーSになったが、このレースでは不意にスタート直後の埒のない内側の合流地点に切り込んでしまい、騎手マイク・スミスが振り落とされ落馬競走中止。ただ、人馬ともに異常はなかった。
不運な敗戦であったが、ローテを変更すること無くフォアゴーSに同コンビで参戦。前戦の鬱憤を晴らすかのように先行押し切りの展開で他馬を圧倒し2着馬に4馬身差の快勝。
連覇を狙い前年に続きブリーダーズカップ・スプリントに参戦、連覇への期待もあり1番人気に推された。だがレースではこれまでのように先行することができず、3コーナー付近から仕掛けるも先行する他馬を捉えることができず、6着に終わる。
レース後一部メディアでは現役続行と報じられていたが、このレースをもって現役引退となった。
通算成績9戦6勝[6-0-0-3]
現役時代はエクリプス賞に選出されるなど持ち前のスピードで目覚ましい活躍を見せたものの、父ジオポンティの産駒に活躍馬が少なく種牡馬としての需要が低かったことから、2018年より社台スタリオンステーションにて種牡馬となった。初年度の種付け料は300万円に設定された。
初年度産駒は2021年にデビュー。この年札幌2歳ステークスをジオグリフが制し産駒重賞初制覇。また、新種牡馬ランキングで1位となった。
2022年度の種付け料は新種牡馬リーディング1位やジオグリフの勝ちっぷりなどが評価されたか、前年度までの300万円から400万値上がりし700万円となっている。
産駒に抜群のスピードや加速力を引き継いだ快速馬が出ることに期待したいところである。
Gio Ponti 2005 鹿毛 |
Tale of the Cat 1994 黒鹿毛 |
Storm Cat | Storm Bird |
Terlingua | |||
Yarn | Mr. Prospector | ||
Narrate | |||
Chipeta Springs 1989 鹿毛 |
Alydar | Raise a Native | |
Sweet Tooth | |||
Salt Spring | Salt Marsh | ||
Jungle Mythologic | |||
Eltimaas 2007 鹿毛 FNo.1-n |
Ghostzapper 2000 鹿毛 |
Awesome Again | Deputy Minister |
Primal Force | |||
Baby Zip | Relaunch | ||
Thirty Zip | |||
Najecam 1993 栗毛 |
Trempolino | Sharpen Up | |
Trephine | |||
Sue Warner | Forli | ||
Bitty Girl | |||
競走馬の4代血統表 |
クロス:Raise a Native 5×4(9.38%)、Vice Regent=ヴァイスリーガル 5×5(6.25%)
掲示板
20 ななしのよっしん
2024/01/22(月) 22:16:25 ID: XN5vEqTPv3
種牡馬の墓場の新たなる犠牲者
アメリカの馬だから引退したら故郷に帰れそうなのがせめてもの救い
21 ななしのよっしん
2024/02/05(月) 16:59:34 ID: 5jWMxc7ybF
日本産種牡馬・繁殖牝馬が外国に輸出されたりレンタルだのシャトルだのしとって
外国調教馬の血統表に日本産馬の名前がフツーに載る今
日本は種牡馬の墓場ちゃうで
22 ななしのよっしん
2024/02/17(土) 19:27:10 ID: YeLjLLn6pK
墓場は墓場よ 改善はしてるが
種牡馬の墓場ってのは「海外から走りそうな馬取り寄せるだけ取り寄せてたいした結果も出さず使い潰す」ってのを繰り返した結果の揶揄
すなわちトニービンロベルト系が根付きサンデー旋風が起き内国産種牡馬が回り始めたとこは確実に「種牡馬の墓場」から、改善した。
ただその後もポストサンデーを求めエンドスウィープ始めフォーティーナイナー系を買い占めて腐らせたりキングマンボ系を買い占めて腐らせたり、欧州や北米で普通に結果出してたラインの衰退の一助を担っているので本質はまだまだ解決していない。
海外に出す種牡馬もサンデー系ばかりでしかも二流三流。良くてロベルト系やミスプロ系をシャトルにちょい出しする位。
そもそも海外でサンデーその他が活躍してるのは日本が種牡馬の墓場から立ち直ったと言うよりは海外側が種牡馬の墓場にならないよう日本馬を導入し成功させた。が正しい。種牡馬の墓場は本来海外から持ち込んで失敗させることを言うのだから。
日本もそろそろディープ系やキタサン系、一流サイアー等の一流を放出出来るくらいの恩
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最終更新:2024/06/02(日) 03:00
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