「どしたん?話聞こうか?」とは、悩める女性に寄り添う優しい言葉である。
はじめに
女性から相談に乗ってほしいと言われ、相談内容に対し思ったこと・アドバイスを伝えた結果、逆に女性に不満を抱かせてしまったことはないだろうか。
悩み相談における誤った対応は、相手との関係を意図せず悪化させる可能性がある。
本記事では、悩む女性に適切なサポートを提供するためのポイントを記載する。
なお、人の考えや感情は性差関係なく多様であり、すべての場面においてこの方法が有効となるわけでは決してない。
状況に応じて、柔軟に対応することが重要であることを前置きする。
なぜ不満にさせてしまうのか
女性の苦しい気持ちを根本から解消するために、男性は女性の悩みを聞き、解決に導こうとすることはよくある。
しかし、女性が悩みを打ち明ける時、女性は得てして解決策を求めているわけではない。女性が求めているのは「話を聞いてもらう」ことであり、解決以上に共感や理解を求めていることが多い。
これは決して女性の悩みに限った話ではなく、職場の部下・部活の後輩のメンタルケアにも大事な視点となる。
上司や先輩に悩みを打ち明けた後、「あなたはここが間違っている」「つまりあなたはどう考えてるのか」「ではあなたはこれから何をすべきなのか」と詰められては、たとえ男性でも心苦しくなるだろう。
優しい話の聞き方
以下に、相談を聞く際に心がけたい3つのポイントを挙げる。
相手の話に関心を持つ
最も大事な部分となる要素。
「どしたん?話聞こうか?」と、相手の目を見て、真剣に耳を傾け、話す内容に興味を示すことで、相手に「自分のことを理解してくれている」と感じさせ、悩みを打ち明けやすい環境を作ることが可能となる。
相槌や返答を安易に行わない
相槌自体は、共感や理解を示す際に良い方法ではあるが、過剰に行うと相手が話を続けにくくなる上、「この人はマニュアル的に対応してるだけではないのか」と見抜かれてしまう。
あくまで大事なのは「相手の話に関心を持つ」ことであり、女性の話す内容に合わせ、適切な「うんうん」「あーね」を使いながら、相手のペースに合わせることも必要となる。
解決策の提案・アドバイスは求められた時のみ行う
「悩み相談」となると、つい解決に走りたくなるのが男性のサガだが、ここで大事なのは解決策を押し付けるのではなく、相手が自分で答えを見つけられるようにサポートすることである。
また、仮に「つまりこういうことでしょ?」という結論づけがトンチンカンな方向にいってしまっては、「この人に話しても仕方ない」と判断され、相手との信頼関係を崩すリスクも孕んでいる。
例えば女性のパートナーとの不和について、どちらに非があるか問われれば、その時は「それは彼氏さんが悪いね」と伝えるなど、適切なアドバイスを行えば良い。
まとめ
女性への悩み相談は、話を聞いて淡々とアドバイスを出すのでなく、相手に対し関心を示しているかが重要。共感と理解を以て、相手のペースに合わせながら、有益なアドバイスを求められた時に提供することで、より良いコミュニケーションを築くことができる。
女性は問題解決を重視していないことを踏まえ、
これらを意識して、適切な友好関係を築きあげられれば幸いである。
参考サイト
- 女性から悩み相談を受けるときの3つのコツ。「アドバイス男」が嫌われる“決定的な理由” | PHPオンライン|PHP研究所
- 秋葉原心療内科/モテるマンガ第5回「男と女の会話は違う!」 by ゆうメンタルクリニック | 【当日すぐ/駅直結】秋葉原心療内科ゆうメンタルクリニック秋葉原院/精神科
- 第1回 「わかってもらう」って必要? 不必要?/人工知能(AI)研究者・黒川伊保子さんの【女の人生のトリセツ】|大塚製薬のエルシリーズ| 大塚製薬
- 後輩や部下からの、上手な相談の受け方6原則 | お役立ち情報 | ASHIATO(アシアト) by エン・ジャパン
関連項目
うんうん、それは彼氏さんが悪いね。
本当の概要
悩む女性へ下心全開で近付こうとする男性を揶揄するネタとして使われる構文。
2017年頃にTwitterに投稿されたイラストが元ネタ[1]と言われており、「Twitterによくいる人」と説明されるそのキャラクターは、頭と四肢が男性器となった、まさに下心の化身となっている。検索の際は注意。
このイラストでは「どしたん?話きこうか?^_^」と書かれているが、ミームとしては「話聞こうか?」「話聞こか?」と使われることが多い。
元々は「悩む女性を口説き落とすにはとりあえず共感しておけば間違いない」という男性の安直な思考を馬鹿にしたネタとして扱われていたが、次第に下心部分のみがフィーチャーされ、現在はどちらかというとヤリチン大学生の常套句として扱われている。
その派生として「それは彼氏さんが悪いね」「じゃあ、挿れるね」という構文も作られ、下ネタ以外でもこの一連の流れを改変して使われることがある。
関連静画
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脚注
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