ウアアア炎ダーッ 助ケテクレーッとは、猿渡哲也の漫画『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』の登場人物 “悪霊戦士”キースの台詞である。
悪霊戦士の概要見たりッ 全てはまやかしだ
『TOUGH 龍を継ぐ男』[1] 第21巻収録 BATTLE.248「飛炎地獄」に登場するセリフ。
灘と米軍の5対5マッチも最終戦。宮沢静虎と“悪霊戦士”キースの戦いが始まった。
全身特殊スーツに身を包み、暗闇から無音でヒット&アウェイを繰り返すキースに翻弄される静虎。さらにキースの纏う特殊スーツは静虎からのダメージを軽減し、なかなか有効打を与えられない。
「アソビハオワリダッ」
いくら静虎が攻撃を加えても、怯むことなく一瞬で背後を取るキース。だがキースの異様な素早さに違和感を抱いた静虎は、感覚を研ぎ澄ませて音や臭い、殺気を感知する。
「悪霊戦士の正体見たりッ 全てはまやかしだ」
なんと悪霊戦士は4人いた。5対5マッチとはなんだったのか。
米軍の指揮官 ジョー・スペンサーは「悪霊戦士は4人チームの名前」だと説明。美学を持てとはなんだったのか。
だが、トリックがわかったところで4対1という圧倒的不利な状況。まず一人倒した静虎は「まやかしには騙術」とキースが接触してくる一瞬の隙を見て反撃。だが、キースの顔面に直撃する寸前に拳を反らす。
するとキースは突然、
「ウアアア炎ダーッ 助ケテクレーッ」
と錯乱。キースのスーツには耐火性があるため燃えていないのだが、発狂するキース。静虎は得意技“幻魔拳”の応用技“飛炎地獄”を使い、キースに「炎で焼かれる」という幻覚を植え付けていたのだ。
こうして残り二人もあっさり戦闘不能にし、最終戦は静虎の勝利に終わった。
語録としての使い方
驚いたときやドン引きしたときなどに「ウアアア○○ダーッ 助ケテクレーッ」と改変して使われる。カタコトで見た目のインパクトも強い。他には、この台詞の前の静虎の「悪霊戦士の正体見たりッ 全てはまやかしだ」を改変し「◯◯の正体見たりッ 全ては✕✕だ」と使うことがある。
ほとんど関連商品がなく前後から攻撃してくるなんて…
“関連項目”は複数あるッ
脚注
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