セシリア・E・ハリスとは、「ワールドウィッチーズ」の登場人物である。
アニメ・ゲーム等未登場。
プロフィール
モデル
モデルはアメリカ海軍航空隊のエース・パイロット、セシル・エルウッド・ハリス。
第27護衛戦闘飛行隊の一員として護衛空母<スワニー>に搭乗し北アフリカ戦線に参加後、太平洋戦線に配置転換。ガダルカナル島駐屯を経て空母<イントレピッド>搭載の第18戦闘飛行隊に移動し、フィリピン周辺での戦いでエースとなる。レイテ沖海戦ののちに帰国するまで撃墜数24を記録した。予備役編入後、朝鮮戦争時の復帰を経て1967年退役。最終階級は大佐。1984年死去。
容姿・能力
ゆるいウェーブのかかった薄茶色の髪を肩下まで伸ばし、空色の瞳を持つ。
空母乗組のウィッチとして訓練を積んできた空戦ウィッチ。初の撃墜戦果を挙げてから陥ったスランプから復調して以来、見違えるほどキレのある戦闘機動を身につけて統合戦闘航空団のメンバーに選ばれるほどになっている。
経歴
もとは教員学校志望。ネウロイの侵攻発生後、魔法力の発現によりリベリオン海軍に士官候補生として入隊し、少尉に任官する。1941年には第27護衛戦闘飛行隊に配属され、中尉に昇進すると同時に護衛空母<スワニー>に乗り組む。同じ新人ウィッチのサミー・L・シルバ中尉と組み、二人きりの<スワニー>ウィッチ隊として実地で慣熟訓練にあたった。
翌1942年、ネウロイの攻撃を受けた北アフリカの西端の要衝ダカールへの援軍に出撃し初陣。みごと中型ネウロイを共同で初撃墜する。このとき当初「超大型」と報告したものの、ガンカメラの記録と目撃証言から(大きめの)中型と判定され意気消沈したという(当人の戦闘経験が少ないことによる誤認と、アフリカに出現する「大型ネウロイ」が元々ひどく大きかったことによるものである)。
以後も地中海・北アフリカ方面で補給支援に従事するが、搭乗ユニットをF4FからF6Fへ機種転換するとともに第18戦闘飛行隊に転属。太平洋方面で完熟訓練を実施するなかで、扶桑皇国陸海軍の航空隊ともしばしば合同訓練を実施した。初撃墜以来戦果が伸び悩んでいたところ、扶桑陸軍航空審査部のベテランエース黒江綾香少佐との模擬空戦で好成績を得てから復調し、さらなる技倆向上に至る。
その後、大尉に昇進。扶桑ウィッチとの縁もあって、第508統合戦闘航空団<マイティウィッチーズ>設立にあたりリベリオン海軍から派遣され、空母<エンタープライズ>に乗り組むこととなる。
交友関係
ダカール防衛時には、ダカール唯一のウィッチとして孤塁を守っていたガリア(南方正統ガリア政府・当時)のジョーゼット・ルマール曹長(ジョゼ)と共闘している。初撃墜も、シルバ、ジョゼとの連係によるものであった。
太平洋方面では扶桑陸海軍のウィッチと交流を深めたが、黒江綾香との模擬空戦はその実、教え上手である彼女が相手に合わせ加減した後進指導でもあり、スランプから回復させ技倆を伸ばしてくれた恩師といえる。こうした扶桑との縁の深さは、のちに扶桑皇国、リベリオン合衆国、ブリタニア連邦の三カ国からなる空母機動部隊として作られた508JFWへの派遣に繋がった。
508JFWでは、人員バランスの都合で扶桑海軍からリベリオン空母に配属された小村定恵少尉と早々に打ち解け、知己となっている。
登場
初出は『ストライクウィッチーズ2』付録の「全記録弐」第六巻。第508統合戦闘航空団<マイティウィッチーズ>の一員として紹介されたもの。その後「ワールドウィッチーズ」黒江綾香回でセシリアとの模擬空戦のシーンが取り上げられたことから、背景に映り込むかたちでビジュアル初披露となった。
小説『アフリカの魔女 ケイズ・リポート』3巻ではダカール防衛戦が取り上げられてストーリー媒体に初登場。<スワニー>飛行隊と並んでの出撃やダカールでの初陣が描写されている。
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- シャーロット・E・イェーガー
- ドミニカ・S・ジェンタイル
- ジェーン・T・ゴッドフリー
- マリアン・E・カール
- ジェニファー・J・デ・ブランク
- ジーナ・プレディ
- カーラ・J・ルクシック
- キャサリン・オヘア
- ジョアンナ・エリザベス・スタッフォード
- フランシー・ジェラード
- グレイス・メイトランド・スチュワード
- リー・アンドレア・アーチャー
▶もっと見る
- 1
- 0pt