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オトピチ「あにき～！何か言ってるよ こいつ」
ステピチ「あんた、ミーたちの名前をよーく覚えとけザンス！
ミーたちはピチピチブラザーズ。史上最強の大悪党兄弟ザンス」
ピチピチブラザーズとは、メタルマックス２及びメタルマックス２：リローデッドに登場する賞金首モンスターザンス。
ミーたちの概要ザンス
メタルマックス２で何かと主人公一味に絡んでくる賞金首２人組み。2人ともソンブレロを被っているのが特徴。
背が高く、オカマ口調で喋るほうが兄のステピチ。背が低く太めの体型のほうが弟のオトピチである。
テッドブロイラーを敬愛している。正確な立ち居地は不明だが、おそらくバイアス・グラップラーの工作員の一味。
初登場は主人公が2番目に訪れることになるエルニニョの町。 ハンターオフィスの壁に貼られた賞金首ポスターを見て自分達に懸けられた賞金額が安すぎることに腹を立て、その場にたまたま居合わせた主人公に上記の捨てゼリフを吐いて立ち去り各地を回って悪事を働く。
ゲーム開始時の賞金額はわずか５００Ｇ。そりゃ安すぎるわ。つまるところ、こいつらそもそも大したこと無いという証でもある。リメイク版でのハンターオフィスでも「セコい悪事しか働いてない」とのこと。
実際こいつらが何やってるかと思えば、ハトバの町のハンターオフィスを拉致して船着場の地下室に放り込んだり、酒場サースティーの客からサイフをスッたりと実にしょーもない。
また、スカンクスが撃破された後、主人公たちの存在を警戒し、それをテッドブロイラーに報告するFAXを送ったのだが間違ってマドの町のイリットの家にそれが届いてたりとかなり抜けている。
その後も道中何度か主人公達と会うも毎度毎度その場から逃げ回ってばかりで何がしたいのかもわからず、最後の町であるメルトタウンの地下にてようやく忘れた頃に戦闘となる。
これまでの悪事の内容からどうせ大したこと無いだろう、とタカをくくっていると実はこれが結構手ごわい。
戦う場所は戦車を持ち込めないため白兵戦となる。また兄弟ともにプロテクターを装備しているため、それを破壊するまではまともにダメージを与えられない。
幸いにもメルトタウンは最強クラスの武器・防具が売っているのでそれらで装備を固めてから挑めばよいが、攻撃力が高めでこちらのプロテクターもすぐに破壊される。ナパーム弾による燃え状態や全体攻撃などもかましてくるので油断してると痛い目を見る。
兄弟のコンビネーションもよく、兄のステピチが「しっかりするザンス」と言ってオトピチの攻撃力を上げたり、オトピチがマッサージでステピチのＨＰを回復したり、さらにはまんたんドリンクで回復もするなど、長期戦は避けられない。下手をするとポチはもちろんのこと、メカニックですら殺される可能性大。
ドーピング・タブなどを使ってできるだけ手っ取り早く済ませたいところだ。
そんなこんなで苦労させられ、ようやく倒して賞金をもらいに。
あれだけ強かったんなら・・・と高額賞金を期待してその金額は なんと ８０００Ｇ。
道中さまざまな悪事を働き５００Ｇからコツコツと賞金額を上げていって最終的な金額は８０００Ｇ。
高い武器やら防具やら薬やら買い集めて苦労して倒したその賞金は８０００Ｇ。
スカンクス：１００００Ｇ カリョストロ：３５０００Ｇ ブルフロッグ：４５０００Ｇ
メルトタウンの周辺で出てくるぐんかんザウルスは５００００Ｇ
ピチピチブラザーズ：８０００Ｇ
強さ、登場時期などを見てもどう考えても割に合いません。 本当にありがとうございました。
「あんたたちの賞金安すぎるザンス！！！（プレイヤーの怒＋泣）」
このあとプレイヤーは消費したポリマーリキッドや回復アイテムの買いなおしへと向かう・・・。
リメイク版でも一暴れするザンス！
もちろんリメイク版メタルマックス２：リローデッドでも登場。
相変わらずセコい悪事ばかり働いているが、今回は出番が以前よりも増えており、ハトバの町で強盗事件まで起こしている。
さらに高額の報酬をエサにハンターオフィスに依頼を持ち込んでハンターをおびき寄せてハンターらを叩きのめし、自らの悪名をより広めようとするなど、以前よりもちょっと凶悪さは増している。
この依頼は主人公達も受けることとなり、その度にこいつらと何度も戦うこととなる。最終決戦までの戦闘回数は計4回。以前よりも存在感が増したか！
・・・と思いきやむしろ道中のクエストを全て消化しないと彼らとは会えないため、特に原作プレイヤーの多くは彼らを見失うことが多い。
原作では多くのプレイヤーを苦しめた難敵だったが、今作では思った以上にあっけなく倒せてしまう。
リメイク前よりもほとんどの賞金首が軒並み強化されてる中でこいつらは（相対的にだが）むしろ弱体化している。
ステピチの攻撃方法が火炎放射に変わっているがこれはメルトタウンで売っているサラトガシリーズの防具でほとんど軽減できてしまう。
そしてあろうことか、こいつら賞金首なのにナースの特技「禁断の注射器」で一撃で倒せてしまうのだ。 さすがにこれは酷い。
なお、戦闘時のアニメーションがＤＳで向上した結果、オトピチがステピチを回復させる際に頬を赤らめたりする様子を見ることができる。
賞金額は原作と同じ８０００Ｇ。同作の賞金首モンスターは全て増額されているのだがこいつらだけは変動がない。
とはいえ、リメイク前に比べれば納得の金額ではある。
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