ポピュラス・ザ・ビギニングとは、リアルタイムストラテジー・ゴッドゲームであるポピュラスシリーズの第3作目である。
概要
ブルフロッグが開発し、エレクトリックアーツ(EA)社によって1998年に発売されPCゲームである。ポピュラスシリーズでは初めて3DCGが用いられた。いままでのポピュラスシリーズとは異なり、プレイヤーは部族を直接率いて、敵対する他部族と対峙するシャーマンを操作するものになった。
全25面のシナリオを通して、プレイヤーは部族を率いて、敵部族の支配下にあり、新たな魔力の源である太陽系を攻略していき、最終的にシャーマンが神となることを目標としている。本作は前作とは大きく異なるため、賛否両論である。
また、すばらしいグラフィックが評価される一方で、リアルタイムストラテジーゲームやゴッドゲームのAIとしてはあまりよくないとも言われている。PC版が発売されたのちに、プレイステーション版が1999年4月2日に発売された。2009年10月14日にはプレイステーション版から移植のPSP版がゲームアーカイブスで配信されている。
しかし、PC版とプレイステーション版では操作性が異なる、ネット対戦できないなどの違いがあり、PC版のほうが人気が高いようだ。
システム
プレイヤーはシャーマン、勇士、戦士、伝道師、炎の戦士、スパイといったユニットを操作し戦うことになる。
シャーマンはスペルを用いて、天地創造や天災を 起こすことができ、勇士はユニットを生み出すための軍事施設を立てることができる。戦士は格闘戦がもっとも得意なユニット、伝道師は敵ユニットを改心させ、炎の戦士は遠距離から火の玉を放つことができ、スパイは敵部族に変装しスパイ活動ができる。
本作では多人数プレイにも対応しており、モデムによる接続やLAN、IPXのほか、最も一般的なTCP/IPによるPopulous Reincarnatedマッチメーカーがある。最大4人までの対戦に対応している。
1999年には多人数プレイを支援する拡張パック、『Populous: The Beginning - Undiscovered Worlds』が発売
された。しかし、この拡張パックが使用可能はイギリス国内でのみだった。
現在(2009/12/14)もネット対戦はプレイでき、身近にいる人を誘えば対戦ができるだろう。1990年代に出たゲームだけあって、低スペックのPCでも快適にプレイすることができる。しかし、古いゲームなので販売している店が少ないという欠点もある
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関連項目
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