マトリフとは、漫画『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の登場人物である。
概要
「賢者」と呼ぶに相応しい存在だが本人はその言葉が気に食わず、「大魔道士」と呼んでいる。
魔王ハドラーがアバンによって倒された後はパプニカ王国で相談役として召し抱えられるも彼の存在を妬んだ王国の家臣達によって嫌がらせを受けたことで、人間に嫌気が差してバルジ島近くの孤島の洞窟で生活していた。
初登場時にはダイ達がフレイザードの手によって窮地に陥っているところを助けるも、前述の件もありダイ達が魔王軍を倒すことに協力するのを拒んだが、ダイ達からアバンが死んだ事を聞かされダイの気魄に打たれて力を貸す。その一環として弟子として迎えたポップにスパルタ教育をして強力な呪文を教えた。
性格は意地が悪く毒舌家で、また、スケベでよくマァムやエイミへセクハラをする。一方で、仲間に対する想いと熱さは人一倍であり、仲間がピンチになった時は自分が危険な目にあってでも体を張って守ろうとする男である。
「大魔道士」を名乗るのにふさわしい実力の持ち主で、メドローアやベタンといった強力な呪文が使え、さらに一度に二つの呪文を同時に唱えることが可能である。ハドラーがザボエラの奸計に乗りダイ達を抹殺しようとした際、ダイ達を助けるためにハドラーと戦ったが、この時既にアバンの実力を上回っていたハドラーをも圧倒してみせた。しかし、老いと過去に仲間を救うため幾度となく禁呪法を使用したことにより、強力な呪文を使うと体に負担がかかり長時間戦えないばかりか、しばらく寝込んでしまう。
モデルは元ジャンプ編集者の鳥嶋和彦で、マトリフの帽子の下は白髪だが、偶然なのか現在の鳥嶋も白髪である。
勇者アバンと獄炎の魔王
秘境ギュータの創始者である大賢者バルゴートの元で後に海賊となるディードックやニセ勇者一行に加わるまぞっほと共に修行に明け暮れていた。しかしその頃から性格に難があったようで師匠の娘であるカノンからは酷評されている。
それからヨミカイン遺跡の図書館の罠であるエッチな本に引っかかり、アバン一行のロカを利用する事で解放されようと目論むも、彼とは協力関係となり自ら本より脱出。図書館を占領していたガンガディアを挑発したうえで地下深くまで叩き落とすなど大魔道士に恥じぬ活躍を見せ、その後アバン一行への仲間入りを果たす。
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関連項目
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