本条鎌足とは、るろうに剣心の登場人物である。
概要
男。嘉永4年(1852年)生まれで、登場当時は紀尾井坂の変があった明治11年(1878)なので26歳。
志々雄真実の配下。
十本刀に数えられるほどの強さを誇り、その得物から「“大鎌”の鎌足」との異名をとる。
コンセプトは「オカマの鎌使い」(尾田栄一郎の提案)。
他の十本刀と共に葵屋襲撃に参加し、神谷薫・巻町操と2対1の勝負の末、敗北。
志々雄真実には恋心をもって従っており、駒形由美とは互いにライバル視する間柄。
しかし男としては瀬田宗次郎、女としては駒形由美に負けるというコンプレックスを抱えてもいる。
それでも志々雄への愛のために戦う姿勢は、敵対した神谷薫・巻町操の共感を得てもいる。
「本条流大鎖鎌術」の使い手で、使用武器は「大鎖鎌」。大鎌の先に鎖分銅が付いた巨大な鎖鎌で、重さは薫の見立ててでは軽く見積もって八貫(30kg)ほどある超重武器。大鎌の破壊力は確かに目を見張るものがあるものの、鎖分銅による奇襲も強力である。
武器を頭上で高速回転させて周囲を攻撃する攻防一体の「乱弁天」、武器が破壊された際に刃の部分だけ飛ばす奥の手「弁天独楽」といった技を使う。
葵屋襲撃の際は、着物の前を割って巻町操に股間の象さんを見せつける、漢らしい方法で自身の性別を明かした。しかし直後に恥ずかしがっている描写もある。
なお、アニメ版は放送時間のためか、普通に会話の中でオカマと判明する流れになっており、おもむろに象さんを見せつけたりはしない。
再筆版の設定では虚勢済みとのこと。
志々雄一派の敗北後は、その容貌を活かして海外へ女学生として潜入する予定、である。
アニメ版の声優は竹内順子。
ただしオカマということもあってか、海外における吹き替えは男性が担当している場合もあるようだ。
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関連項目
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