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概要
1970年10月16日生まれ、千葉県船橋市出身。日本人では有数のヘビー級総合格闘家である。バックボーンはフリースタイル・レスリング。身長は182～183cm・体重は試合によってばらつきはあるが約110キロ台である。
（一番軽い時で105キロ。一番重い時では118キロで試合に臨んでいた）
プロレス時代はアントニオ猪木の付き人を務めた。同期は真壁信也（現・真壁刀義）。
キャッチコピーは「猪木イズム最後の継承者」「野獣」。
海外のファンは見た目とその打たれ強い様から「アイアンヘッド」と呼んでいる。
入場曲は「炎のファイター・オーケストラver」またはジミ・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」。MMAの通算戦績は15勝（5KO、8一本、2判定）9敗（5KO、2一本、2判定）※2011年5月現在によるものである。
2024年4月現在藤田事務所を立上げ総合格闘家からプロレスラーに転身、プロレスリングNOAHに所属している。
2000年 プロレスからMMAへ
元々は新日本プロレス所属のプロレスラーであったが、2000年1月30日に行われたPRIDE・GPよりMMAへ転向。
当初はリングスへ移籍するはずだったのだがアントニオ猪木の奨めでPRIDEに出場した経緯である。
同日に行われたハンス・ナイマン戦を皮切りに当時MMA界で最強と謳われたマーク・ケアーやケン・シャムロック、
ギルバート・アイブルら強豪外国人を日本人離れした身体能力と卓越したレスリング能力で退ける。
（ドン・フライの誘いでナイマン戦とケアー戦の間にも海外で二戦し、両方とも勝利を収めている）
2001～2002年 K-1参戦 ミルコとの因縁
2001年に藤田は活躍の場をPRIDEからK-1へと移す。
戦場を変えて早速、その後のPRIDE無差別級チャンピオンであり当時K-1でもトップファイターであった
ミルコ・クロコップとMMAルールで対戦することになる。ミルコにとってはこれがMMAデビュー戦。
試合は開始早々に藤田のタックルに合わせたミルコの膝蹴りが頭部にヒットし出血の為、藤田のTKO負けであったが、後のミルコのMMAマットでの活躍を考えると日本のMMA界の分れ目となった試合だと言うファンも多い。
試合後ミルコは「タックル対策にスピードのあるミドル級のレスラーとトレーニングを積んだが、藤田のタックルはソレより速く驚いた」と語っていたそうだ。
しかし藤田本人はミルコ戦後にアキレス腱を断裂してしまい格闘技界からの長期欠場を余儀なくしてしまう。2002年の大晦日にはミルコとの再戦が組まれ藤田は並々ならぬモチベーションで「相手の存在を消す」と言い放ち、時間無制限レフェリーストップ無しの勝負を申し出るがミルコ側か主催者側かは不明だがこれは認められず通常のMMAルールで行われた。試合は藤田のタックルを切り的確に打撃を入れたミルコが判定勝ち。
試合後藤田は「頭を整理する時間が欲しい」と早々と会場を後にした。
2001年からは新日本プロレスを主戦場としてプロレス復帰を果たすと、4月9日にはスコット・ノートンを破りIWGPヘビー王座を獲得した。6月6日の防衛戦・対永田裕志は2001年度プロレス大賞・ベストバウトに選出も負傷欠場で王座返上。この頃は缶コーヒー『BOSS』のCMにて猪木と共演していたり、 劇場版デ・ジ・キャラットに声優として出演するなど、タレントとしての活動も行っている。
2003年 世界最強への挑戦
2003年6月には当時PRIDEヘビー級チャンピオンであり、
現在もMMAでは世界最強と目されるエメリヤーエンコ・ヒョードルとの試合がPRIDEで組まれる。
藤田のプロレス会場での試合を見に来ていたヒョードルが藤田に握手を求めるが藤田はこれを拒否した。
この藤田の行動に対しヒョードルは内心穏やかではなかったと語っている。
決戦はボクシングの技術を研いた（この時、藤田のセコンドには高名なボクシングトレーナーである田代勝久氏が付いていた）藤田がカウンターのパンチを当てあわやという場面を作るが、惜しくもヒョードルの打撃から繰り出してきたチョークスリーパーの前に散るも、2010年4月現在、ヒョードルは「私に強い打撃を与えたのは藤田サンだけだ」と海外のインタビューで語っている。
2003年大晦日には当初ボクシング世界ヘビー級チャンピオンであり後に一部の格闘技ファンからはカルト的な人気を誇ることになるレイ・マーサーと対戦する予定であったが、マーサー側がこれをドタキャン。
急遽代役に選ばれたのはボクシング世界クルーザー級王者であるイマム・メイフィールドであった。
試合のルールは"ボクシンググローブ着用可能・寝技には制限時間を設ける"という変則的なMMAルールで行われた。
MMAの経験もなく急遽試合が決まったメイフィールドを藤田は難なくテイクダウンする。寝技の制限時間に手を焼くも最後はスタンディングの状態で肩固めを極め、見事タップアウトを奪う。
試合後マイクアピールで「俺はもっと強い奴と戦いたいんだよ！」と叫び、長年パートナーを組むことになる路上の帝王・マルコ・ファスがセコンドに付くことになる。
余談ではあるがミルコのMMAデビュー戦のトレーナーを務めたのもこのマルコ・ファスである。
2004～2005年 再びK-1へ
2004年には藤田は再び主戦場をK-1へと移す。
K-1主催の新格闘技興行の「K-1 ROMANEX」で同じ野獣の異名を持つボブ・サップとのカードが組まれた。
試合当初はボブ・サップ有利の声もあり、藤田も「格闘技人生のターニングポイントになる」と神妙な面持ちで語っていたが、試合は藤田が開始早々にタックルでテイクダウンを奪い、
徹底的にグラウンドでの打撃を叩きこみサップからタップアウトを奪う藤田の快心の勝利で終わった。2004年の12月31日に行われた「K1 PREMIUM 2004 Dynamite!!」では同年のアテネオリンピックのグレコローマン・レスリング96キロ級金メダリストのカラブ・イブラヒムとMMAルールで激突。
イブラヒムはWWEのオファーを蹴ってのMMA初参戦。試合前にイブラヒムは「藤田の試合は見たがMMAでは中の上と言う所」「95%私が勝つ。後の5%は不運だ」など挑発を繰り返し藤田は「中の上で光栄だ。ありがとう」と返した。
試合は序盤にイブラヒムの振り回すパンチでグラつく場面はあったものの、カウンターの右フックでダウンを奪いパウンドを叩きこみ、1R1分7秒で藤田のTKO勝ちに終わる。藤田は自身がレスリングでオリンピックに出られなかったことにコンプレックスがある旨を語っており、イブラヒムに勝利した際はリング上で雄たけびを上げていた。
2005年は専らプロレスに専念し、蝶野正洋、ブロック・レスナーらと新日本プロレスのリングで3WAYマッチを実現。
永田、中西学、ケンドー・カシンらとともにレスリング軍団『チーム・ジャパン』を結成して暴れまわった。
2005年のDynamite!!にはジェロム・レ・バンナからMMAでの対戦を要求されるがこれは不受理。
2006年 格闘技人生の集大成
2006年には藤田は所属先である猪木事務所を脱退する。
自身の藤田事務所を設立し、これ以降藤田はプロレスの試合を行っていない。
藤田の動向が気になる中、PRIDE無差別級GPへの電撃参戦を発表した。PRIDEのリングは実に約三年ぶりとなる。藤田はこのGPが自身の格闘技人生の集大成になると語りトーナメントに臨んだ。
一回戦にはイギリスの格闘家・ジェームス・トンプソンとの対戦カードが組まれる。試合は藤田のタックルを尽く切ったトンプソンが打撃を当てダメージを奪うが、スタミナの切れたトンプソンに藤田の右フックが顔面を捉え、見事に逆転KO勝利を飾る。2006年6月5日にPRIDEのスポンサーであるフジテレビが「重大な契約違反がある」と契約を解除し、これにより主催者であるDSEは緊急記者会見を開いた。
二回戦に備え既にマルコ・ファスの元に渡米していた藤田であったが急遽来日しこの会見に参加する。
会見では二回戦の相手であるヴァンダレイ・シウバ戦も発表された。藤田曰く「シウバはコンプリート」と語る。7月1日、シウバと壮絶な殴り合いを展開するが健闘空しくセコンドのタオル投入によるTKO負け。
藤田はこの試合で左腕靱帯断裂の重傷を負った。またシウバも試合後嘔吐し控室までまともに歩いて帰れないほど疲労困憊していた。藤田は「まだやれたけど、セコンドの判断じゃ仕方ない」と試合を振り返っていた。
2007年 PRIDEの崩壊
スポンサーであるフジテレビとの契約を打ち切られ、経済的に運営が厳しくなった所にUFCの親会社であるズッファにPRIDEが買収されてしまう。
2007年4月8日に行われた「PRIDE 34 KAMIKAZE」がDSE体制による事実上の最後のPRIDEとなった。「PRIDE 34 KAMIKAZE」のメインイベントでは"PRIDE vs. UFC"と銘打って、藤田はUFCでタイトルに挑戦経験を持ち寝技世界一の異名を持つジェフ・モンソンと戦うことになる。
この試合に限り藤田のテーマ曲はPRIDEのメインテーマで入場。
試合はモンソンのタックルを切り、徐々にスタンドのパンチでプレッシャーをかけた藤田であったが、一瞬の隙を突いたモンソンのチョークスリーパーの前に無念のタップアウト喫する。
その後PRIDEは消滅し藤田は戦いの場を失った。
2008年 新天地へ
PRIDEが消滅したが藤田自身の契約は残っていたので、PRIDEを買収したズッファ主催のUFCに参戦するなどの噂が流れたが契約は解除した。
引退説も流れたが「僕は未熟者。未熟者に引退はないんです」とこれを否定。
その後藤田は3月5日、新しく旗揚げされた総合格闘技団体「戦極」と契約を結ぶ。
この契約に対し藤田は「戦極スタッフの熱意に動かされた」と語っている。
初戦の相手はK-1から転向しバダ・ハリにKO勝ちを収めているピーター・グラハムであった。試合はやはりMMAに不慣れなこともありグラハムは藤田のタックルを切れず、グラウンドに持ちこみ。1R1分23秒上四方チョークによる勝利を藤田は収めた。
続く2戦目「戦極 第三陣」ではキース・ジャーディンやリコ・ロドリゲスなどに勝利を収めている鉄人・トラヴィス・ビューと対戦する。
序盤に大振りのフックを放つ藤田に対し組みつこうとするビュー。それをいなし片足タックルのフェイントを入れながら藤田がまたも大振りの右フックを放った所にビューのワンツーがカウンターでヒットし、崩れ落ちる藤田。すかさずパウンドを入れたビューに対しレフェリーが試合をストップした。1R1分24秒TKOによる藤田の痛恨の敗北であった。
2009年～2011年 キャリア初の連敗、IGF参戦
コマンドサンボでヒョードルに黒星を付けた男・アレクサンドル・ブラゴイ・イワノフが戦極に参戦し、
その戦極初戦の相手に藤田が迎え撃つ。
試合はイワノフがパンチでダウンを奪い藤田がテイクダウンやグラウンドで有利なポジションを奪うなど拮抗した内容であったが判定2-1のスプリットデシジョンでイワノフが勝利を収める。藤田はこの判定に納得がいかず「これが戦極なんじゃない？」と怒りを露にした。
尚イワノフはその後韓国でエメリヤーエンコ・アレキサンダーとのMMAマッチも予定されていたが、藤田の頭部を殴ったことにより両拳が骨折してしまい試合を欠場している。
大晦日「Dynamite!! 勇気の力2009」では戦極のライバル団体であるDREAMとの対抗戦が行われた。当初藤田は出場しないものを思われたが、K-1プロデューサーである谷川貞治氏に電話で出場を直談判し戦極側の代表として対抗戦に参加する。DREAM側の対戦相手として選ばれたのは2009年には最も勢いのあった格闘家と言ってもよいアリスター・オーフレイムであった。藤田はヒョードルに並ぶ過去最強の相手を迎え撃つことになる。
試合はにじり寄るアリスターに対し胴タックルを仕掛ける藤田だがこれは切られ右フックを返す。ジリジリとプレッシャーを掛けコーナーに追い詰めた所にアリスターの突き上げる膝蹴りが藤田のテンプルを捉え、1R1分15秒アリスターのKO勝ちであった。
試合後、藤田は眼を見開き虚空を見ていたが意識はなく倒れたまま動かずタンカで病院へと直行した。医師の判断では「強度の脳震盪」と発表されそのまま安静に務めたという。キャリアではビュー戦からイワノフ戦に続く初の3連敗であったが2010年、試合から数日後のインタビューでは「引退？生涯現役ですよ。俺は」と答えている。
その藤田の言葉通り、2011年に猪木が主宰するIGFの両国国技館大会でジョシュ・バーネットがストライクフォースとの二重契約問題で大会をドタキャンしたことにより、初代IGF王者となったジェロム・レ・バンナとの防衛戦に出場。敗れはしたものの、一時は死亡説までささやかれていた藤田がまだまだ健在ということを証明した。その後の名古屋大会にもケンドー・カシンとタッグを組み参戦、今後はIGFを主戦場としていった。
2012～13年 第2代IGF王座戴冠、そして大晦日、小川直也との宿命の一騎打ち
新天地としてIGFを選んだ藤田は、2012年7月14日に開催された「GENOME21」において、あのジェロム・レ・バンナ（当時の初代IGF王者）を破り、第2代IGF王座を戴冠。藤田がチャンピオンベルトを腰に巻いたのは2005年7月18日の第43代IWGPヘビー級王座以来の出来事であった。また同年9月9日には、デビュー戦での対戦相手でもあった永田裕志のデビュー20周年記念興行にも来場している。
2012年10月16日に開催された「GENOME23」で、運命の歯車は大きく回りだした。
なんと大会の終了後に、観戦に来ていた宿敵・小川直也を呼び込んで挑発し始めたのである。
「大晦日、ケリつけようや」
同じ頃、IGFでは大晦日のビッグマッチとして「イノキボンバイエ2012」の両国国技館での開催を計画。ファンの間では、藤田と小川の宿命の一騎打ちに俄然注目が集まり、「どちらが真の猪木イズム継承者にふさわしいか？」の声が囁かれ始めた。これまでのIGFマットでの実績だけを考えれば、年令による衰えはあるものの、まだまだ藤田が若干優勢であることは確かだが、「勝負は戦ってみなければわからない」もの。誰もが両者の10年越しの宿命の決戦に注目していた。
12月初旬のIGFパキスタン興行からの帰国後には、ノンタイトル戦ながらも大晦日のメインイベントとして藤田vs小川戦が正式決定。IGF王座をあえて賭けなかった理由として「向こうは賭けなくてもいいと言ったから賭けなかった。というかベルトを賭ける価値がない」と語っている。
そして迎えた大晦日当日。超満員8778人の両国国技館のマットに、二人は舞い降りた。
両者とも既に入場前から戦闘モード突入、リング上ではお互い額をかち合わせての凄まじいにらみ合い。
双方オープンフィンガーグローブを着用するも、まず小川がグローブを取り挑発、これに呼応するかのごとく、藤田もグローブを取り、素手での殴り合いに！小川を抱え上げマットに叩きつけ、そこからパンチに移行するもすかさずかわす小川！そこへ藤田が追い打ちを掛けるようにキックとパンチを連打──と、そこへレフェリーストップが入る。試合時間、8分27秒。
あまりの突然の結末に、観客からはブーイングのみならず「もう一回！」のコールが入り、すかさずマイクを取った藤田が猪木に対し「オイ、会長！なんだよこれは！！」と怒りをあらわにし、リングを降りた。
この今回の不透明な決着について猪木は「遅すぎた」「10年前なら天下獲ってた」と、これも怒り混じりに答えた。確かに猪木の言うように、今回の大晦日決戦は「誰もが待ち望んだ宿命の決戦」でありながら、「遅すぎた決着戦」だったのかもしれない。
今回の小川戦での不透明な決着で、IGFからの離脱も示唆しているような藤田。翌年のIGF選手権試合では石井慧との対戦で判定負けで敗れ、総合格闘技から姿を消していた。
2019年～ プロレスラー復帰、そしてHOAHへ
2019年9月、NOAHにプロレスラーとして復帰、他リアルジャパンプロレス等でも参戦し、リアルジャパンではスーパータイガーを破りレジェンドチャンピオンシップ王座に就いたりしている。
NOAHではGHCのタイトルにも挑み、潮崎豪との対戦では敗れているものの、GHCナショナルヘビー級を保持していた拳王を破り戴冠。その後2022年の2月23日に中嶋勝彦が所持していたGHCヘビー級チャンピオン戦に挑み勝利、翌日に正式にNOAHの入団となり、50を超えたとは思えない屈強な肉体でNOAHの上位戦線に挑んでいる。
また2024年2月15日の後楽園大会で齋藤彰俊組と組んで、同期である真壁刀義と本間朋晃のタッグ戦が組まれ、25年以上振りの同期対戦という注目カートとして話題ともなった。
ファイトスタイル
フリースタイル・レスリングで全日本学生選手権4連覇、全日本選手権2度優勝の実績が示す通り、
レスリングをベースにスタンドでのパンチとグラウンドでのパウンドを取り入れたファイトスタイルである。
柔術はあまり得意ではなく寝技では俗に言う塩漬けである。マルコ・ファスがトレーナーに付いた辺りからはサイドポジションを狙いパウンドを落とすなど、柔術的な動きが見られるようになった。
スタンドでは右フックとレスリング系出身の選手に多く見られるクリンチからのアッパーも得意にしている。
また非常に打たれ強くヘビー級の外国人選手が藤田に対し打ち疲れする程であったが近年は
（年齢やダメージの蓄積と思われる）その打たれ強さに陰りが見え始めている。
プロレスラーとしては『蘇った野獣』として屈強な身体を武器に、荒々しい戦いを好み、ハイアングルパワーボムである「ビーストボム」をはじめ、顔面蹴りや張り手など豪快な技もあれば、足四の字固めや監獄固めにインディアンデスロックなど関節技も多種多彩である。
またキャラクターとしてはビールを片手に飲み歩いたり、リングに入る際に赤まむしを配って飲ませたりとコミカルな面を持ち合わせたりいる。ただしインタビューは基本的に苦手な所もあり、対戦相手との意気込みとかを聞かれると「それはいいよ～」と難色を示したりすることもある。この際、そういうのが得意なのは真壁信也（現・真壁刀義）か小川直也だとも話している。
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