ニコニコ大百科

バランはバランで、別のスピンオフとしてやってほしいな。ヴェルザーとの戦いも断片的にしか描かれてないし、アバン全く関係ないところでやり合ってたから、獄炎の魔王に無理矢理突っ込んでも蛇足になりそう。

言われてみればそうである・・・

ヒュンケルを拾った際ハドラー様に「酔狂な事をする」と笑われたって部分
いやぁすきなんだよなぁ
元々のバルトスとの近しい関係性とか余裕があった時期の精神性が表れてるというか

単行本派なのでようやくバルトスさんの一世一代の見せ場を確認できたが…実に素晴らしかった
ブラッディースクライドっぽい技も確認できたし、ようやく旧魔王軍最強の剣士かつヒュンケルの父であることを存分に発揮できたんじゃないだろうか…

「ロカ…アバン…いいやつはみんな死んでオレやおめぇみてえな悪党だけが生き残っちまった」
「だが（禁呪法の影響で寿命が）縮まって百年なら長すぎるぐれえだ　アバンやロカのことを思えばな」

本編を文庫版を買って見直しているけど、マトリフがロカに関して言及するたび泣きそうになる

本編のバルトスは、優しさが全面に押し出された表情だったせいで、肩書きの割にあんまり強そうには見えなかったけど、獄炎は精悍な顔つきになった上に、アバンとも接戦を繰り広げてるから、その名に恥じない強さになってると思う。
ヒュンケルとのやり取りが追加されてるおかげで、尊敬すべき武人・父親像も補完されてるし、ほんとにいい作品だわ…