北海道にある○別・○内という地名一覧単語

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はじめに

北海道には、「○別」「○内」といった地名が多い。それらの多くは、・沢といった意味を持つアイヌ語「ペッ(pet)」「ナイ(nay)」[1]に含まれていて、当地で暮らしていたアイヌ生活の上でいかに河川を重要視していたかをい知ることができる。この記事は、そんな「○別」「○内」という地名を一覧にしたものである。

なお、掲載基準は以下のとおりとする。

  • アイヌ語の「ペッ(pet)」「ナイ(nay)」がにあっても、「別」「内」以外の漢字があてられている地名は掲載しない(ex. 標津町、奈井江町など)。
  • 逆に、アイヌ語の「ペッ(pet)」「ナイ(nay)」がになくても、「別」「内」の字が含まれている場合は注釈付きで掲載する。
  • 「別」「内」の字が最後以外にある場合は掲載しない(ex. 別海町)。

市町村(地方公共団体)・行政区

○別 ○内 (○河) ○沢
札幌市厚別区 歌志内市 旭川市 岩見沢市
芦別市 稚内市 砂川市
江別市 岩内町 滝川市
士別市 木古内町 深川市
登別市 黒松内町 浦河町
紋別市 知内町[2] 上川町
別町 幌加内町 砂川
遠別町 内村 下川
喜茂別町 中札内村 新十津川町[3]
秩父別町 中川町
別町
当別町 井川
中頓別町
頓別町
本別町
幕別町
湧別町
陸別町
更別
初山別

地方公共団体以外の地名

  • 2023年現在住所として実際に使用されている地名のみ掲載する(通称地名は掲載しない)。

○別

○内

参考・北海道外にある「○別」「○内」の名を持つ市町村(地方公共団体)

○別

○内

このうち、アイヌ語に由来すると考えられているのは青森県の2町(今別町内町)。かつて新潟県胎内市アイヌ語由来と言われていたが、今日では誤りであるとされている。山形県庄内町は荘園の内側を意味する「荘内」が転じたもので、れっきとした大和言葉由来の名である。

関連項目

脚注

  1. *「ナイ(nay)」よりも「ペッ(pet)」のほうが、より規模の大きい河川していたとされる。
  2. *「しりうちちょう」と読む。そこから察せられる通り、アイヌ語の「ナイ(nay)」に由来しない。
  3. *入植者の故郷である奈良県十津川郷にちなんだ地名で、とは直接関連していない。
  4. *「まきのうち」と読む。そこから察せられる通り、アイヌ語の「ナイ(nay)」に由来しない。
  5. *むらうち」と読む。そこから察せられる通り、アイヌ語の「ナイ(nay)」に由来しない。
  6. *「ほべつとみうち」と読む。そこから察せられる通り、アイヌ語の「ナイ(nay)」に由来しない。
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北海道にある○別・○内という地名一覧

1 ななしのよっしん
2023/09/07(木) 13:47:53 ID: ss0TYuIxNw
北陸から東北にかけてもアイヌ語化石的に残っていたりする
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